中学生の勉強法

スタサプで中学英語3年分を1年で終わらせる方法

まずは国文法を了解する

これはあまり意識されないですが、英文法は国語の国文法で使われている名称で説明されています。国文法がよくわからないせいで、英文法がわからないということになりがちです。

たとえば、動詞や名詞、形容詞は品詞の一種であること。

国文法なら文の構造を「主語述語の関係」で理解するが、英語だと主語動詞を中心として少々別のかたちであるということがわからなければいけません。

おそらく英語が苦手な子はこれらの説明の意味が分かっていない可能性があります。

国文法とどこが同じで、何がちがうのか。英文法独特の定義をまずは正確に理解する必要があります。

スタサプでざっくりわからない単元の解説を視聴

言葉の定義が分かったら、スタサプでざっくり説明を聞きます。最初から最後まで丁寧に見る必要はありません。

必要な解説だけ聞けばそれでいいのです。

また、単元をすべて消化する必要もありません。自分の気になる単元だけ集中して視聴します。

不規則動詞はアプリで一気に覚える

中1で困るのは、動詞を暗記できないことです。

しかしアプリを使えばかなり覚えやすい。

Androidなら不規則動詞徹底攻略!

iPhoneなら英語 不規則動詞 暗記ドリル

などがあります。

中2分野を中心に徹底学習する

公立中学の英語カリキュラムにおいて、もっとも重要な単元がほとんど中2で習います。

そのため、英語学習は中2の単元が鍵を握ります。

不定詞、比較、動名詞、受動態など。さまざまな「漢字」が登場するので、これらの定義を正確に理解できなければいけません。

中学3年間分がまとまった問題集を愛用する

何回も復習できる問題集があると便利だ。苦手な場合、全体像を把握することが重要だ。自分がいまどこまで分かっていて、何が分からないのか。そうしたことがはっきりわかるようになると、対策しやすい。しかもモチベーションもあがる。

たとえば、本当に苦手意識が強い子は以下のような教材がオススメ。

『1・2年の重点確認 英語』
中1・2年の重要事項をまんべんなく確認できる。しかもかなり薄いので2週間以内に終わるだろう。

また、苦手意識はあるけど上位校目指したい子は以下がオススメ。

『Sirius21 発展編 英語』
これなら3年分しっかりつまっていて一冊でほとんど完結する。高校受験まで使えるので、この教材メインで勉強すれば上位校の対策も7割くらいはできる。

【まとめ】受験対策でどこにお金をかけるべきか?

いかがでしたでしょうか。

動画学習と問題集演習を混ぜておこなえば、高校受験対策は十分おこなうことができます。

本当にそれだけで十分なのか?そう思う方もいらっしゃるでしょう。

確かに、自力で解決できない可能性が高い点があります。

それは「英文法の定義が解ること」と「問題集を反復練習できること」

この点が自力でできないなら学習塾や家庭教師に解説・管理を求めるべきでしょう。逆に言えば、それ以外の点で余計なコストをかける必要はありません。英語学習はさまざまなやり方を教育産業は提案していますが、高校受験レベルなら上に挙げた点を徹底すれば苦手レベルは確実に脱します。

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