中学2年生で数学が全然できないけど大丈夫か?高校受験ももうすぐ始まる…心配ありません。中学数学はやる気になればすぐに復習して仕上げることができます。ここでは塾に通わずともできる中学数学の勉強法についてご紹介します。
目次
中1・2分野は1次関数と1次方程式だけ
中1・2年で重要なのは1次関数と1次方程式です。
ここがわかればほとんどわかったことになります。ですからそんなにさまざまなことを習っているわけではありません。中1・2年の間は、この2つの単元を理解させるために、単元が枝分かれしているに過ぎません。
この点を理解した上で、「どの単元でつまずいているのか」を明らかにして、その単元だけ一点集中で復習すると、割とすぐに解るようになります。
高校受験では中3分野が主に出題される
高校受験をおこなうなら、中3分野で重要単元を習います。ですから中1・2はあくまでウォーミングアップ。
重要単元も少ないし、復習しようと思えば、一気に復習することも可能なのです。
でも逆にウォーミングアップなのにつまずいているから心配…。そんな意見もあるかもしれません。
だからってすぐに通塾を考えても解決するかわかりません。通塾していい先生に出会う、それと同時に以下に伝えることを徹底することが肝心でしょう。
塾に通う前にやるべき3つのこと
1 学校の問題集を完璧にする
まずはここがもっとも重要です。ここを乗り越えると一気にやる気になる場合があります。学校配布の問題集は、提出物であり、テストの主な出題問題です。これを日々しっかりやるだけでも、かなり点数が変わるでしょう。さまざまな教材や教育機関に属する前に、この点を自分なりに仕上げることを目指してください。
2 動画学習で復習する
よくわからない単元があるなら、動画学習で一気に復習します。決して最初から最後まで見る必要はありません。自分のできない単元だけを復習して、それですぐさま学校の問題集など問題演習にとりかかります。
3 中1・2総復習の問題集をやる
学校の問題集ができるようにあったら、次は全体像が見渡せる問題集をやります。全体像がわかると、自分がどういうことを勉強しているのか把握できてモチベーションも上がります。
ただし注意すべきは、決して分厚い図鑑のような問題集をやらないことです。せっかく上がったモチベーションが下がってしまいす。
オススメは、たとえば、この教材は薄くてやりやすい問題集です。
『1・2年の重点確認 数学』 中学準備のスタート用にピッタリの短期集中用復習教材です。 中学1・2年の学習事項を効率よく復習できます。 基本構成は、「ポイントチェック」「確認問題(国語はまとめ)」「練習問題」の3段階です。
これは塾でしか買えないということになっていますが、自分で登録するか、世話になっている家庭教師や個人塾に依頼すればいいでしょう。
【まとめ】本人のやる気ができたらいつでも復習できる!
中学分野なら本人がやる気にさえならば一気に復習できます。問題はどうやったらやる気になるかですね。
塾でいい先生に出会ってやる気になる場合もありますし、先輩の話を聞いてやる気になる場合もあります。海外旅行して同い年くらいで働いている貧困層を見てやる気になるかもしれません。
どこにフックがあるか分かりませんが、子供に必要だと思ったら躊躇なく選択する。これを繰り返しているとどこかで着火するにちがいありません。
予算の問題もあるので、お金のかけ方には工夫が必要ですが、僕ならさまざまな場所へ出かけることで子供に刺激を与えることを繰り返しますね。
日常では出会わない人と会話する場に連れて行くかな。知識人のシンポジウムとかアーティストのワークショップとか。本当はインドとその周辺の国に連れて行きたいけど。
みなさんのお子さんがうまく着火しますように!
この度、サイト運営者が「オンライン学習本」を刊行しました!
本書では、親子で一緒に楽しみながら、実際にオンライン学習をやるうちに、結果的にストレスフリーで受験勉強する。
そんな新時代の勉強法をお伝えしています。
主に中学受験を考えている方々に向けて書いていますが、高校受験や大学受験を受ける上でも是非とも知っておくべきオンライン学習のやり方が書かれています。
最新の大学受験の動向まで見通しをたてながら、いまの子供たちに一体どんな子育てが必要なのか。こうした全体の子育てのヴィジョンも含めて書いているので、子育てに関わる全ての人に読んでいただきたいと思っています。
是非ともご一読くださいませ。