目次
どうやって教師を探す?
会社を通すと仲介料が発生する
会社が質を確保してくれる場合もあるが、たいて、仲介料が高いので、料金に見合った先生を探すのは難しい。
お金に糸目をつけないなんて、ほとんどの人には無理だ。
もし会社を通すなら、仲介料の少ないスマートレーダーのような家庭教師紹介会社を利用するに限る。
紹介してくれる知人を探す
これが一番いい教師に会う確率が高い方法だが、すでに個人契約してる
友人や、友人の友人の口コミをもとに先生を紹介してもらう。
この場合、直接対面で教えてもらえることができるし、信頼関係も築きやすいだろう。ただ、そんな人周りにいない!という場合はどうすることもできない。。
しかし、最近は友人でなくても、Webを使えば、質の高い教師と出会うこともできるはずだ。では、それはどんな探し方か。
SNS,ブログなどで検索
twitterやfacebookなどのSNSで発信している先生も最近は多い。SNS内で「算数 先生」とか「算数 教師」などと検索すると、すぐ見つかるだろう。
あるいは、noteという文章投稿サイトは、広告なし、執筆者の文章の邪魔にならないように運営することをコンセプトにしているので、教育について考えていることを本気で書いている先生もいる。是非こちらも覗いてみるといい。
大学生・大学院生に依頼する
他の記事に詳しいが、大学生や大学院生に依頼するメリットは、格安で契約できることだ。
もちろんこのメリットはでかい。
だが、高学歴であっても、教えるのがうまいかどうかは別問題だ。最初からこの人!と当てずに、何名か試すつもりでいた方がいいだろう。
いい教師かどうかどうやって判断する?
教師の教育方針を調べる
では、目ぼしい先生を見つけたとして、どうやってその先生が信用できるかを判定するのか。
それは、「文章や動画で彼らの考えに共感するかどうか」である。
つまり、自分たち家族の教育方針と合う先生を探すとき、彼らがどんなことを考えているのかをちゃんと説明してくれているかどうかで判断するといいだろう。
分からない問題を的確に答えてくれるか。
家庭教師に授業してもらうとき、絶対してはいけないことがある。
それは「先生の言われるがまま。受け身で自分から何をやりたいのか発信しない」ことである。これでは、せっかく1対1でレッスンしているのに、全くレベルアップすることができない。
つまり、「授業を『受業』にしてしまう」と家庭教師を雇う意味は全くないのだ。
まずは、必ず毎回子供自身が自分の苦手な単元やわからなかった問題を先生に聞くべきだ。先生もそこから子供の癖やつまずいている単元を見つけ出すことができるから。
家族と共に付き合っていけるか。
中学受験は、先生に任せっぱなしというのは難しい。子供が全部自分で管理できるならまだしも、そうでなければ、親が受験勉強をサポートしなければならない。特に、日々のタイムスケジュールや授業の予定管理、プリント・ノート整理など細々とした課題はサポートを必要とする。
そういうとき、先生の方針と親の方針が行き違っては困るので、家族で話し合う機会を設けることも場合によっては必要になってくるだろう。
まとめ注意点
なあなあで契約しない
終わりを決めてから契約しなければならない。
その先生が「絶対に合っている」という保証はない。先生の指導方針が結局合わないということもあり得る。依頼する時点からどのように終わらせるかを決めておく。
まずはお試しで1ヶ月指導してもらうなど、数回子供との相性を見るべきだ。また、志望校の対策をどのようにおこなっていくのか、受験終了までの「ロードマップ」もたずねておくと、受験直前に揉めることを避けることができる。(受験直前に生徒のレベルに沿った志望校選びを上手におこなえるのかどうか、最新の入試傾向をつかんだ上で受験後も伸びるような指導ができるのかといった点を注意深くたずねてみるといい。)
その教師に執着しない。
ただ、小6夏になって、やっぱり先生を変えたい。。。ということもあるだろう。そういう時は頼りになる他の先生も同時に探しておく必要がある。
あるいは、他の教科を担当する先生に相談するのもいいだろう。
合わないかもと感じたら、迷わず別プランを検討しておくべきだ。
安く雇いすぎない。
できるだけコストをおさえて受験勉強を終えたいという気持ちはわかるが、あまりにも安く雇いすぎるのは良くない。たとえそれが大学生であろうと。
もちろんどこまで指導に責任を持ってもらうかにもよるが、大学生なら1時間2500円、大学院生なら3000円は手元に残るようにしてあげたいところだ。
そういったお給料も契約前に、先生と相談しなければならないだろう。
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主に中学受験を考えている方々に向けて書いていますが、高校受験や大学受験を受ける上でも是非とも知っておくべきオンライン学習のやり方が書かれています。
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