塾で真剣に算数を習う?いえいえ、まずは塾へいく前にスタディサプリを使うことをオススメします。
なぜかって?
目次
なぜ塾へ行く前にスタサプをやるべきか?
1 塾はどんどん先に進んでいく
集団授業の進学塾に通うと、カリキュラムがすでに決定しています。
毎週先へ進む必要があるので、遅れている子のためにゆっくり進めるというのは難しいものです。
そのため、苦手な単元は十分復習できるかどうかはわかりません。自習で復習できるタイミングがあったとしても、あまり気乗りしないものでしょう。
その結果、苦手意識だけがどんどん育ってしまうということにもなりかねません。
2 学校や塾の授業が復習になる
動画授業で先に予習しておけば、学校や塾の授業は、よくわからなかった点だけ集中して聞けばいいのです。
実際、ウシが、幼くて自分から勉強なんてやる気のない小学生の家庭教師をしていたとき、その子に学校や塾の授業中聞いておいたら大事なところをチェックして授業に臨ませています。
こうすることによって、普段授業中集中力がもたない子であっても、どこを集中して聞くべきかフォーカスできるので、単元をスムーズに理解できることもあるのです。
これと同じ効果が動画授業にはあります。特に苦手な教科の授業が復習であれば、自信をもって話を聞くことも意見をいうこともできます。これは幼い子にとってとても大切なことです。
自信を取り戻せば、自分から勉強するときっと言い始めることでしょう。
3 苦手教科は自習したがらない
重要なのは、苦手教科はあんまり自分から復習したがらないということです。いくら授業後に復習する時間を設けても、多くの子供たちは苦手なことは後回しにしがちです。それはそれで仕方がないことなのかもしれません。
まだ幼くてどれだけ復習が重要か気づかないのですから。
ですが、スタサプで先んじて予習して、授業を復習にしてしまえば、自然に復習することができます。これによって苦手教科を授業中に克服することができるかもしれません。
どうやってスタサプを使えばいいのか?
1 好きなところから見る
カリキュラム通りに前から順にやるように指示しがちです。ですが、カリキュラム順で学ぶ必要はありません。
その子がやりたいと思える順番で学んでいき、分からなければその前の単元に戻ればいいのです。
そうした試行錯誤を子供自身がおこなうことで、自分から考え学ぶ子に育つことができます。
試行錯誤の機会を奪わないように注意したいところです。
2 問題集を併用する
スタサプが発行している問題集があるのでこちらを利用することをオススメします。
動画だけだとあまり定着しません。問題演習もおこなうべきでしょう。
なお、演習は、問題集ではなく、ノートに記入すること。
3 文章にまとめる
動画を見たら、それでわかったところや疑問に思ったことを文章にまとめておくと、より効果的です。
ただ、作文嫌い!という子も多いので、あまりおおげさにまとめる必要はありません。
箇条書きでもいいですし、日記のように文句を書くのでもかまいません。何よりアウトプットすることが重要なので、「どういうやり方ならいいか」相談しながら文章化するといいでしょう。
【まとめ】スタサプで予習→塾で復習!
いかがでしたでしょうか。
算数は塾で最初から習わなければいけないとなると、やはり早めに通塾することを検討するかもしれません。
ですが、いまはそんなことする必要がありません。
たとえば、小5に入塾しようか?と考えているなら半年待って、夏休みまで自宅で動画授業をしっかりこなします。
そうすれば、夏休みまでには塾で習う単元のほとんどを終わらせることができます。いえ、それだけでなく、正直半年もあれば小5分野をすべて終わらせることも無理ではありません。
このやり方は子供が劣等感を培わないやり方です。苦手意識が高まることが子供にとってもっとも学習の足かせになると考えています。
ですからまずはマイペースに動画授業で予習して、それから通塾を検討するというのが理想的な学習ではないでしょうか。
ご参考までに。
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